『音楽映画』観ずに死ねるか!by カクタス小野

音楽をテーマにした映画を観た感想と、偏った評価?をしてます。
ラ・ラ・ランド
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    総合評価点: 86点(100点満点中)
    楽器、歌のリアル度:★★★★
    笑い、オフザケ度 :★★
    重さ、シリアス度 :★★★
    音楽のジャンル :ジャズ
    時代設定 :2015年ころ
    舞台設定 :アメリカ ・ロサンゼルス

          ミュージカル

     

    映画の冒頭、いきなり渋滞の高速道路上で車に乗ってた人達全員が踊りだします。

    私ここで、一度この映画を観るのを断念しました。

    脳天気なシチュエーションについて行けそうもなかったんです。

    後日、気を取り直してもう一度チャレンジして観ました。

    割といい映画でした。アカデミー賞も沢山貰ったみたいですね。

    監督が、あの超スパルタ音楽映画「セッション」の方だというのがとても意外でした。

    内容は、女優を夢見オーデションを受けまくって、落ちまくっている女性と、

    ジャズが大好きだけれど、自分の好きな音楽では生活できてないイケメンピアニストの恋模様。

    望むものと叶うものは、往々にして違ってしまうという切ないところがいい感じで表現されていました。

    違ってしまっても、いや違ってしまったからこそ得られた幸せを感じている方もいるでしょう。

    私もその一人ですが?

    様々な今までの映画のオマージュや、オマージュされた作品の焼き直しだったりとコアな映画ファンには見どころが沢山あるらしいんですが、私にはよくわかりません。

    この監督がジャズ好きなんだな〜ということだけは、よく解りましたが・・・・。

     

    | アメリカ(ジャズ系) | 15:34 | comments(0) | - | ↑TOP
    ストリート・オーケストラ
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      総合評価点: 63点(100点満点中)
      楽器、歌のリアル度:★★★
      笑い、オフザケ度 :ナシ
      重さ、シリアス度 :★★★★
      音楽のジャンル :クラシック
      時代設定 :2015年ころ
      舞台設定 :ブラジル・サンパウロ

       

      実話を元に作成されたそうです。

       

      譜面も読めないファベーラの高校生達が、数ヶ月でバッハや モーツァルト の交響曲などを

      いくらいい先生が教えたとしても、そう簡単に形にはならないんじゃないでしょうか?

      ブラジルのスラムの高校とオーケストラという接点も?

       

      南米の子どもたちのオーケストラの映画なら断然こっちのほうが素晴らしい。

      ランドフィル・ハーモニック(ゴミ処分場のオーケストラ)

      | ブラジル | 10:52 | comments(0) | - | ↑TOP
      ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ
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        総合評価点: 84点(100点満点中)
        楽器、歌のリアル度:★★★★
        笑い、オフザケ度 :★
        重さ、シリアス度 :★★★★★
        音楽のジャンル :ロック
        時代設定 :1980〜1990年ころ
        舞台設定 :東ベルリン、アメリカ

         

        昨年末に、何故か異常に話題になった音楽映画「ボヘミアン・ラプソディ」ご存知でしょうか?

        1970年台後半に活躍したイギリスのスーパーバンド「クィーン」のボーカリスト「フレディ・マーキュリー」の物語です。

        フレディ自身はHIVに感染し、45才で短すぎる生涯を終えました。

        インド系ゾロアスター教徒の両親を持ち、性的には両性愛者であったそうです。世界的なロック・スタートしては、触れてほしくない面を持ちながらの活動は、葛藤が多かったと想像します。
        前段が長くなりましたが「ヘドウィグ」というこの映画にも共通する世界観があるなと思いました。

        主人公は冷戦下の東ベルリンで男として生まれて、数年間アメリカ兵の父から性的におもちゃにされます。

        成人になってから性的に女になるために手術を受けるも失敗して、取らなきゃいけないものが1インチだけ残ってしまいます。
        その状態でアメリカに渡りロック歌手を夢見るんですが、うまくいきません。

        自分が男なのか女なのか?足りないものが何なのか?
        ベルリンの壁は崩壊したけど、自分の精神や肉体の壁は高いまんまなんです。

        世間様に対して、疎外感を持って生きなければならない人達に勇気を与えてくれる映画です。

         

        | アメリカ(ポピュラー系) | 11:31 | comments(0) | - | ↑TOP
        戦場のピアニスト
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          総合評価点:88点(100点満点中)

          楽器、歌のリアル度:★★★★★      
          笑い、オフザケ度 :ナシ       
          重さ、シリアス度 :★★★★★        
          音楽のジャンル  :クラシック
          時代設定     :1930~1945年ころ
          舞台設定     :ワルシャワ

           

          ポーランド出身のユダヤ系ピアニスト「ウワディスワフ・シュピルマン」という方の書いた「ある都市の死」という自伝が原作の映画です。ナチスドイツの悲惨なユダヤ人迫害がテーマですから、映画自体は重苦しくて、観るのには、かなりの気合がいります。しかも2時間半。監督もユダヤ系のロマン・ポランスキー。ポランスキー自身も、もし亡くなって棺桶に一本だけ自分の撮った映画を入れるとしたら、この映画だと言ってるそうです。御年85歳。
          演奏シーンは、少ないです。しかし素晴らしいピアノの演奏は、音楽の持つ力を教えてくれます。映画としては、素晴らしい作品です。
          戦争という愚かしい歴史、ユダヤ人は何故こうも不幸な運命に翻弄され続けるのか?考えさせられます。
          主人公シュピルマンの長男さん、この方もかなり数奇な運命をたどったみたいですね。日本に興味を持たれて日本近代政治思想史の教授として九州産業大学で数年前まで教鞭をとられていたそうです。奥様は日本人。
          日本語で執筆された「シュピルマンの時計」は、お父さんから譲り受けた時計で、なんと2003年には「何でも鑑定団」に出演されてるそうです。

          びっくりですね!

          | ポーランド | 09:53 | comments(0) | - | ↑TOP
          グレイテスト・ショーマン
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            総合評価点: 78 点(100点満点中)
            楽器、歌のリアル度:★★★★
            笑い、オフザケ度  :★
            重さ、シリアス度  :★★
            音楽のジャンル :ポップス
            時代設定 :1840年ころ
            舞台設定 :ニューヨーク
            ミュージカル

             

            昔から世界中で、見世物として奇異な形の動物や人、その行為等を有料で見物させていました。19世紀アメリカでは、フリーク・ショーと言ったらしいです。この映画は、近代フリーク・ショーの祖「P.T.バーナム」の物語です。
            主演は、ヒュー・ジャックマン。どっかで観たことあるなあと思ってました。この映画と同じくミュージカル作品「レ・ミゼラブル」の主役の人。あの映画でも素晴らしい唄と演技でした。
            2016年「ラ・ラ・ランド」の大ヒットで、近年ミュージカル作品にスポットがあたってるそうですが、この作品の音楽担当が同じ「ラ・ラ・ランド」の方だそうです。素晴らしい楽曲・歌唱そして壮大なセットとCGを組み合わせた映画で、観衆を飽きさせない作りになってます。そしてサクセス・ストーリーの裏には、隠されたメッセージもあるような気がしました。
            アメリカでの白人至上主義団体の勃興、黒人に対する警察の暴力・発泡・犯罪検挙率増加の問題。昨今の日本であれば優生保護法絡みの強制不妊問題や、ハンセン病政策、灯りの見えないLGBTの問題等、マイノリティに対する人々の意識と差別。
            バラエティ番組に無くてはならないマツコ・デラックスさんや、太った芸人さん達を面白がっている視聴者は、現代のテレビ版フリーク・ショーを観ているわけですね!

            | アメリカ(ポピュラー系) | 09:35 | comments(0) | - | ↑TOP