『音楽映画』観ずに死ねるか!by カクタス小野

音楽をテーマにした映画を観た感想と、偏った評価?をしてます。
シャイン
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    総合評価点:89点(100点満点中)
    楽器、歌のリアル度:★★★★★
    笑い、オフザケ度 :★
    重さ、シリアス度 :★★★★★
    音楽のジャンル :クラシック
    時代設定 :1900年ころ
    舞台設定 :オーストラリア

     

    実在のオーストラリアの天才ピアニストをモデルにした映画です。

    今度で3回目の視聴、なんど観ても色褪せない感動が胸に染み入ります。
    映画は、彼の少年時代から始まります。父親の重すぎる期待と、異常なまでの屈折した愛情に次第に耐えられなくなっていく主人公。物語は、少しずつ上向いては行くんですが、難易度の高すぎる楽曲への挑戦も彼の精神を蝕んでいきます。後半の展開には救われるんですが、彼の目には現実とは違う世界が見えているようでした。
    私も長いこと音楽の世界を見てきて、けっこう浮世離れした御仁もお見受けしてまいりました。

    一つの世界に入り込みすぎて周りが見えなくなっていくんでしょうか?あっちの世界の方が心地いいのでしょうか?
    昨年話題になった本で「父の逸脱、ピアノレッスンという拷問」フランスのピアニストが書いています。

    子供に対する過剰な期待と虐待に近いピアノレッスンを告発した本です。
    いつの時代も、どこの国でも過剰な親の期待と屈折した愛情が、子供を苦しめてしまっている。

    こんな事が無くならないのは、人が進化していないってことなんでしょうか・・・・?


    「音楽とは」
    「楽器をうまく演奏することとは」
    「人生とは」
    そんなことを考えさせられます。

    | オーストラリア | 09:31 | comments(0) | - | ↑TOP